KORG(コルグ)の電子ピアノについて - メーカーによる違い

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KORG(コルグ)の電子ピアノについて

コルグの電子ピアノの写真「KORG(コルグ)」は、Roland(ローランド)と同じく日本を代表する電子楽器メーカーです。

電子ピアノ(デジタルピアノ)やシンセサイザーを展開し、中でもシンセサイザーは世界中に根強いファンがたくさんいます。

コルグの電子ピアノは、プロ向けのシンセサイザー開発で培った技術を搭載しつつも、価格を抑えたコストパフォーマンスの高さが魅力で、手軽にピアノを楽しみたいという方におすすめのメーカーといえるでしょう。

また、見た目にもモダンでおしゃれという特徴があるので、どちらかというと大人が趣味で弾くのに人気があるようです。
シンプルですっきりとしたフォルムは、グッドデザイン賞も受賞しています。

カラーもブラックやホワイトだけでなく、レッドやツートンカラーなどの目を引くモデルや、パーツの色を選んでオーダーメイドできるといった製品も発売されました。

どのメーカーも、電子ピアノの製造は海外が主流なのに対して、コルグはMADE IN JAPANにこだわり、京都で多く作られています。

鍵盤について

同価格帯の電子ピアノの中では連打性も良く、しっかりとしたタッチ感を得られます。

NH(ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー)鍵盤 KORGの電子ピアノの中ではグレードが低い部類の鍵盤になりますが、低音部は重く高音部は軽いピアノの構造をしっかりと再現しています。
RH3(リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3)鍵盤 ハンマーを4段階の重さに分け、低音部ではより重く、高音部ではより軽い感触が得られます。国産鍵盤で、シンセサイザーやステージピアノ等にも搭載されている、KORGで1番の鍵盤です。

音について

コルグの電子ピアノは明るくクリアな音が特徴で、キレイに響いてくれます。

内蔵されている音色は、ピアノだけでなくビブラフォンやストリングス等いろいろありますが、中には「左手側はベースで右手側はピアノ」という組み合わせの音色を内蔵した機種もあります。


コルグの電子ピアノにはデジタルならではのさまざまな機能が搭載されており、ピアノに別の楽器の音色を重ね合わせることや鍵盤の左側と右側を同じ音域にして2人で演奏することも可能になっています。

機能はどれも簡単なスイッチ操作ですので、初めて電子ピアノを使用する人でも操作に困るようなことはないでしょう。